初めて自分の家の端末に回線を引いたのが1998年。
人生最初のプロバイダはnifty(nifty serve)だった。
あれから4半世紀が経ち、人生の半分以上を共に歩んだ
niftyアカウントをこの度閉じることになりました。
flotの思い出をただただ書き綴ってます。
NIFTYとの出会う前に
PCが欲しい
高校卒業後、社会に出たのが1998年。
大都会東京で慣れない仕事に四苦八苦してた。
初めて体験する寮生活で3畳1間の極小スペース。
でも朝晩の食事に大浴場、光熱費負担もなく、
月額7,000円くらいというある意味破格の福利厚生。
横浜の日吉にあって立地もよく、とにかく貯金しやすい環境だった。
そんなころの目標は「PC購入&インターネット開通」。
1998年にWindows98が発売されたこともあってその思いが強く、
冬のボーナスが支給されるとそれまで貯めた貯金と合わせてPCを買うことに。
いまならインターネットで簡単注文だろうが当時はそうはいかない。
当時の携帯はソニー製のSO206。
携帯でインターネットなどまだ夢の話の時代である。
PCの注文は・・・電話で(笑)
今と同様、国内外のメーカーのPCは多数販売されていたが、
変にこだわりを持っていたflotは、パソコン雑誌に載っていた、
BTOパソコン(いわゆるカスタマイズ)を購入しようと考えていた。
メーカー名は
ゲートウェイ・・・
現代に生きる皆さんはご存じだろうか?
かつてDELLやCOMPAQとしのぎを削ったアメリカのPCメーカー。
今はAcerに買収され、PCブランドとしてのみ存続。
そんなゲートウェイは当時ほぼ店舗を持たず通販がメイン。
ネットがないので注文は当然電話(笑)
そして買ったモデルは「G6-400」
- Pentium II 400MHz
- メモリ 64MB→128MBへ変更
- HDD 10GB
- 2倍速 DVD-ROMドライブ
- モニタ 17インチ→19インチ変更
- Windows98
当時のスペックとしてはかなりのものだったと思うが、
支払金額は40万円近くとなり、19歳当時としては思い切った買い物だった。
インターネット開通まで
PCが手に入ったとなると次はネット契約。
でもその前に必要なものがある。そう、「電話加入権」である
電話加入権とはなんぞや
家に電話を引くためには電話加入権(固定電話加入権)が必要で、
当時はそれが7.2万円もする、非常に高価なものでした。
加入権を質に入れてお金を借りることもできる、ある意味資産でもあった時代。
家に回線を引くためにはこれが必要で、
しかし何とか安く収めたかったflotは、時代を象徴するあのサービスを利用することに。
それは・・・「じゃマール」
今振り返ればじゃマールってけっこうヤバい。
ヤフオクと出会い系とダークウェブetc…がごちゃ混ぜになったようなコンテンツ。
良くも悪くもネット普及前夜といった感じ。
ただflotはじゃマールを利用し、近畿地方のよくわからない会社から
電話加入権を2万円で購入することに成功したのだった。
(第2回に続く)
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