ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

レビュー

※以下ネタバレ含む

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自閉スペクトラム症の新人弁護士ウ・ヨンウを演じたパク・ウンビンが本当に素晴らしくて、ぜひ吹き替えではなく字幕版で見てほしい作品。

舞台が法律事務所で主人公も弁護士と、一見リーガルドラマのように見せかけて実はヒューマンドラマでロマンチックコメディでもある。個人的にはハ・ユンギョン演じるチェ・スヨンのヨンウへの優しさが、ヨンウがつけたニックネーム「春の日差し」そのもので心に沁みた。脇役が多い女優だけど、いつも目を引く役柄で個人的にお気に入り。

コメディチックではあるけれど、決してテーマは軽くはない。障碍者による犯罪、障碍者への犯罪、差別など様々な事件、事案に自身を弁護士としてヨンウが解決していく。

「サイコだけど大丈夫」のオ・ジョンセもすごかったけど、終始早口なセリフ＆表情管理も素晴らしく、パク・ウンビンも怪演だったと思う。ただ、見終わるまでには時間を要した。1話見ては1～2週間空けてを繰り返したが、5話くらいから一気見で完結。

しかしカン・ギヨンが出演するドラマは良い作品が多い。そして彼のいい人っぷりもどのドラマでも共通事項なので、この作品も見て損はない。